第二新卒者でも転職ではなく、起業をしたいと考える人もいると思います。
仕事経験が浅くても起業は可能なのでしょうか?
転職後に起業の準備をするのがベター
起業の際にまず必要なのが、アイディアと、営業力あるいは技術力、そして資金力です。
これらの全てが揃っていないと起業できないという訳では無いのですが、最低でも営業力か技術力は必要でしょう。
資金力に関しては、公的な機関から補助金が出たり、融資なども受けられることがあるので、起業するに値する人だと認められれば問題はなくなります。
今の段階で、営業力や技術力があり、公的な機関から認められるアイディアを持っていたり、資金が既にあるという事でしたら、起業するのも良いと思います。
しかし、多くの第二新卒者が、これらの内一つも保有していないのではないでしょうか。
そういう状態にあるのならば、まずは転職して働きながら起業の準備をすすめた方が、技術力や営業力もついてきますし、生活費や起業の際に必要な資金も貯めることができるので、良い選択なのではないかと思います。
最近ではIT技術が発達してきているので、起業に関する情報もすぐに集められますし、アイディアを練るツールや人脈を作るためのサービスもたくさんあります。
以前であれば、仕事をしながら起業の準備をするというのは難しいことも多かったのですが、今はパソコンさえあればいつでも、どこでも、できます。
起業をするには、仕事を辞めてからでないといけないとは、いえない時代になりました。
副業が出来る企業を探してみよう
まだ少ないのですが、副業をすることを推進している企業が存在します。
副業を通して、新しい技術を身につけたり、人材の幅を広げて、本業に活かしてほしいという思いがあるようです。
こういった企業に勤めることが出来れば、起業の為の準備もどうどうと進める事が出来ますし、起業をする際には、勤めていた企業のから資金を提供して貰える可能性もあります。
有名どころではリクルートがありますが、リクルートからは多数の起業家も生まれています。
最近では、IT関連の企業でも副業を認める企業が増えてきました。
こういった企業を探すには、求人情報サイトの検索欄で副業を検索したり、googleなどを使って「副業、企業」などで検索してもいくつか出てくるはずです。
まだ副業を認めている企業は少ないので、見つけるのは難しいかもしれませんが探してみるだけの価値はあるはずです。
まとめ
今回は、働きながら起業の準備を進めた方が良いと書きましたが、仕事を辞めて後がないという状態になった方が本気になれるということもあります。
生活費にも困る事になるので、予想以上のプレッシャーがかかりますが、それらに耐えられるというのであれば、転職せずに起業を考えるのもよいのではないでしょうか。
この選択はかなり覚悟がいりますが、起業をするという事は挑戦の連続でもありますので、これ位の覚悟ができる人の方が将来伸びるのかもしれません。