求人票を見ていると、勤務地について全国各地と表記していることがあります。
こういった場合、自分の好きな場所を勤務地として自由に選ぶことができると考えてよいのでしょうか?
勤務地全国各地とは?
勤務地を全国各地と表記している企業は、支店や支社、営業所を様々な地域に持っている大企業が多いです。
調べてみただけでも
- 全国各地
- 全国100拠点。UIターン歓迎!
- 47都道府県に1000店舗以上!
地域は限定しているものの、その中で支店がたくさんある場合には
- 都内23区限定。新宿・新橋・池袋・上野・六本木
- 関東圏。東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木
などといった表記が見られました。
こういった表記を見た場合、どこでも勤務地を選べると考えると思います。
しかし、以前までは、企業の都合が優先されて、採用後に配属先を決定するというケースが非常に多かったのです。
採用後に「北海道で」「沖縄で」と言われれば、それに従うほかなかったという時代もありました。
しかし、最近の少子化傾向や地元で働きたいという人が増えてきたために、企業側の都合を優先しすぎると採用ができないという状況になりつつあります。
そういったことから、面接段階で勤務地を選ぶことができるケースが増えてきています。
しかし、まだ企業によって取り扱いが違うので、事前に求人情報をよくチェックしたり、電話で確認するのが確実でしょう。
求人情報に
- UIターン歓迎
- 勤務地選択可
- 勤務地は面接で応相談
などと表記されていれば、希望の勤務地で働くことができるケースが多いです。
支店や支社が多いということは、転勤の可能性もありうる
希望通り勤務地を選んで働きはじめることができても、支店や支社が多い企業の場合、転勤を命じられることもあります。
地方だけでなく、逆に本社など都心部に転勤を命じられることもあるので、注意が必要です。
ただし、どの企業でも転勤を命じられるわけではないので、求人情報に
- 転勤なし
- 転居を伴う異動はありません
などと表記されていれば、転勤がなかったり、あっても引っ越しの必要のない範囲での転勤となります。
逆に転勤の可能性がある場合には、
- 転勤あり
と表記されていることもあります。
転勤に関しても、求人情報に明記している企業としていない企業があるので、事前に確認したり、面接で質問してみるとよいでしょう。
まとめ
以前と比べて、企業が従業員の意向をくむケースが多くなっています。
勤務地に関しても自由度が高くなっています。
しかし、企業側の採用計画もあるので、必ず希望が通るとは考えないようにしたいです。