第二新卒は、就職してからすぐに退職した人のことを指します。
職歴がそれほどないので、採用担当者はポテンシャル(将来に期待できる潜在能力)を評価することになります。
そうなると学歴も重視されそうなのですが、どうなのでしょうか。
長期勤務者よりは、学歴が重視されるのは間違いない
基本的に転職者は実務能力が重視されています。
どれだけ高学歴であっても、仕事ができなければ採用しても意味がないからです。
しかし、第二新卒者の場合は、若さやポテンシャルが重視されて選考が行われるので、学歴も評価対象になる可能性は高いと考えておくべきでしょう。
高学歴であれば高評価になりやすいですし、低学歴だと評価は低くなるのは、新卒者と同じです。
しかし、新卒時よりは、学歴が評価に占める割合は小さくなります。
短い職歴であっても、その中でどのようなことを学び、どのような成長をしたのか、しっかりアピールすることが重要だと考えておくようにしたいです。
新卒者との違いをアピールしよう!
第二新卒はアピールできることが限られるので、学歴が重視されることになります。
逆に考えると、アピールできることがあれば、学歴はそれほど重視されなくなるということです。
短い就業期間でもビジネスマナーが身に付いた、資格を取得した、重要な仕事を任された、新規事業の立ち上げに関わった、などの経験があればアピール材料として使えます。
この中で誰でもアピール材料として使えるのが、「ビジネスマナーが身に付いた」です。
第二新卒者とはいえ、すでに社会人経験があるのですから、それなりの立ち居振る舞いが求められています。
しかし、多くの第二新卒者は、面接で新卒者と同じような幼い印象を受けることが多いです。
そういった中で、ビジネスマナーマナーが身に付いていて「しっかりしているなぁ」という印象を残すことができれば、少しぐらい学歴が低くても問題にされない可能性が高くなります。
第一印象は採用選考の合否に大きな影響を与えるという統計結果もあるので、面接時の立ち居振る舞いに少し気をつかうように努力してみましょう。
まとめ
学歴は何歳になっても影響を与え続けますが、社会人経験を経るごとに重要性は低くなります。
転職先が決まった後には、学歴なんて関係ないといえるくらいの仕事ができるように努力してみはいかがでしょうか。