第二新卒(無職)になったら、これまでの生活と大きな変化があります。
気をつけておかないと無職期間が長引いたり、健康を損ねたりすることがあるので注意が必要です。
はじめての無職生活である事を自覚しよう
まず第二新卒という立場になった人は、これまでの人生を通して、はじめて無職状態を経験するのだと自覚しておかなければなりません。
はじめての無職状態であることを自覚しなければならないのは、無職には無職の生活方法があるからなのです。
何となくこれまでと同じ様な生活をしておけば良いと考えてしまうかもしれませんが、学生時代や働いていた頃とは違い強制されることがほぼなくなってしまうためにダラダラとした生活になってしまうことが多いです。
第二新卒の人は若い人が多く親元で生活をしている人もいるはずです。
そうなると、危機感を持つこともできないので、無職期間が長くなってしまう可能性があります。
ですので、自分はこれからはじめて無職という状態を経験するのだと自覚し、その状態から早く抜け出せる生活を心がけるようにしなければなりません。
では、無職の間に心がけるべきことを紹介していきます。
働いている人や友人と連絡を取り続けよう
第二新卒という無職状態になると、連絡を取れる人がぐっと減るはずです。
前職の同僚などにも連絡しにくくなるはずですし、学生時代から付き合いがある友人などにも気恥ずかしさから連絡をしなくなる人も多いはずです。
こうなってしまうと、話す事ができるのが親や兄弟しかいないという状態になってしまい孤立感を深めてしまいかねません。
こうなってしまわないように、無職状態であっても現状をそのまま伝えて、友人などとは連絡をする事を継続した方が良いでしょう。
その方が精神的にも楽ですし、早く次の職を見つけなければ危機感を持ち続けられるはずです。
親や兄弟も無職になった当初は早く転職しなさいというでしょうが、あまりに近い関係のために言い過ぎるのも良くないと徐々にとやかく言わなくなる可能性が高いです。
そういった環境では甘えが出てしまう可能性がたかくなります。
前職の同僚や友人など、連絡をとれる人はこれからも継続して連絡や現状報告をするようにしたいです。
1日1回は運動を心がける
学生時代や働いていれば、生活の中で自然に運動ができていることが多いです。
しかし、無職になってしまうと自ら心がけないと運動をする機会というのはほとんどなくなってしまいます。
転職活動を行っているのなら、面接会場に行くなどでそれなりの運動ができるのですが、毎日の事ではありません。
ですので、何もすることがない日であっても1日1回は運動をするという事を心がけるようにしたいです。
毎日しなくても大丈夫と思うかもしれませんが、人間は2日ゴロゴロしているだけで1年分も老化が進むといわれています。
また、転職活動はストレスも貯まるので、その発散をする為にも運動が良い効果を及ぼしてくれるはずです。
無職状態になったら1日1回必ず運動をするという事を心がけておきましょう。
無職状態を楽しむ
はじめて無職状態になると落ち込んだり、こんな自分は駄目だと思ってしまう人もいるはずです。
しかし、折角無職という時間がある状態になったのですから、無職期間を楽しむという考えも持って良いはずです。
時間があれば、今まで行けなかった所に行ったり、今までできなかった事にチャレンジすることもできます。
無職だからといって転職活動だけをしておかなければならないと考える必要はないのです。
変に無職という状態にとらわれて浮かない顔をしていては、転職活動も上手くいかないはずです。
無職期間ですら楽しめる人の方が転職活動も上手くいくはずですので、はじめて経験する無職期間を楽しもうという気概を持ってもらえればと思います。
まとめ
ドラマなどのイメージから、無職の人を公園のベンチでため息をついている人と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、こんなイメージに引っ張られて、暗い無職生活を過ごす必要はありません。
友人と連絡を取り、運動をしっかりして、ありあまる時間を有効に使い楽しむ無職の人が増えることを期待しています。