第二新卒者は、短期で辞職しているためにアピール材料が少ないと考えてしまいがちです。
しかし、新人研修で学んだことでもアピール材料として利用できるので、転職活動を行う前にアピールできる材料を整理しておきましょう。
ビジネスマナー研修をアピール
ビジネスマナー研修で学んだことは、転職活動のアピール材料として利用することができます。
ビジネスマナーが身についていると、面接での立ち振る舞いや話方が、身に付いていない人と差が出るので、その点で評価が高くなる可能性があります。
もし、ビジネスマナー研修を終えてから、実際にお客さんの応対や電話対応、客先への訪問などを経験して、それらのことがスムーズに行えるなら、評価はかなり高くなるので忘れずにアピールしたいです。
第二新卒者は経験が浅く、新卒者と比べられることがあるので、ビジネスマナーが身についているだけでも新卒者との差別化になります。
基本的なパソコンスキルをアピール
新人研修は職種によって大きく内容が違います。
しかし、今ではパソコンスキルが必要ない職種はない時代ですので、前職でパソコン操作の研修を受けていればアピール材料に使えます。
ワードやエクセルの基本的な操作ができると、営業職や事務職などではアピールとして使えるでしょう。
営業職の場合は、受発注ソフトや顧客管理ソフト、費用の見積もりソフトなどの知識や経験もアピールとして利用ができます。
SEやプログラマなどの本格的にパソコンを使う職種であれば、研修には費用も時間もかかります。
もし、前職でプログラミングの研修を受けたということでしたら、次の職場で研修が必要なくなり企業のコストが安くすむので歓迎されます。
職種毎にパソコンで利用するソフトは大きく違います。
どういったソフトをどの程度活用できるのか、詳しく説明できるように整理しておきましょう。
研修での実績も報告しよう
研修の最後には、研修内容を踏まえたテストや制作を行って評価されることが多いです。
そういった研修の実績もアピールできないか考えてみましょう。
研修の成果で上位の評価を得たのならもちろんアピールできます。
それ以外にも、複数人で制作を行う研修であった場合には、協調性をアピールできる可能性もあります。
研修のテストや制作は、実践に近い内容になっていることが多いので、そこでアピール材料が見つかれば評価されるはずです。
まとめ
第二新卒は若さが評価されているのですが、それにプラスアルファのアピール材料があれば企業の採用意欲は高くなります。
研修だけであっても十分アピール材料になるので、事前にしっかり整理しておきましょう。