就職は縁であると良く言われます。
確かに、新卒時ならそんな事も言えるでしょうが、転職時はそれだけではいけないのは薄々感じているのではないでしょうか。
転職活動時の失敗しない企業の見つけ方を書いていきます。
企業選びのチェックポイント
転職先には、以前の企業での不満に感じていた部分ができるだけ少ない所を選びたいのですが、
それだけで企業を選ぶのはちょっと心もとないですよね。
かと言って、将来性を見るのに、企業四季報を見て過去の売上、収入、従業員数、平均年齢、もっと深く読んでPER、PBRなどまで計算してみましょうか・・・。
ある程度、この様な知識がある事は良いのですが、はっきり言って企業の将来性を知るのには限界があります。
そもそも将来を簡単に知る事が出来れば、就職せずとも株式投資で生活していけるはずですよね。
ですので、最低限抑えておいた方が良い点だけをここでは書いておきます。
- 求人期間
- 求人を出している企業は、景気が良くて人員が足りないという企業だけではありません。
従業員への待遇が悪く離職率が高いのを埋めるために、求人を行っている可能性もあります。
この様な企業は、次から次に従業員が辞めていくので、延々と求人を出し続けている場合がほとんどです。
転職サイトの中には、求人情報の掲載期間を書いている所もあるので、その様な情報も参考にしてみてください。 - 社員の印象
- 内部の情報を知るには、内部の人と話すのがベストです。もし、これまでに転職しようと思っている企業の社員と会った事があるのでしたら、その社員の印象も参考にしてみましょう。
一従業員で企業の何が分かるのかと思うかもしれないのですが、良い企業は、従業員一人一人に経営理念を身につけさせていたり、社員自ら自覚を持って仕事をしているので、良くない企業との差を歴然と感じる事が多いです。
また、満足度の高い企業で働いている人は、やはり活き活きしていると感じるものです。
個人的なフィーリングは意外と正しかったりするので、面接の時でもよいので、社員の印象も参考に入れておくとよいと思います。
これら二つは、転職活動のアドバイスをする時によく言われるものです。
これだけ?とお思いになるかもしれないのですが、転職や就職の企業選びに関して、全体的に適用できるアドバイスはこれ位が限界なのです。
職種や業界、皆さんが務めていた企業で感じたデメリット。これらを総合的に見てアドバイスできれば良いのですが、それをすべて書き出していると、途方も無い量になってしまいます。
ですので、こういった時に利用してほしいのが、人材紹介会社なのです。
人材紹介会社は、エージェントというアドバイザーがついて転職先探しから、履歴書、職務経歴書の書き方、面接の受け方までアドバイスしてくれるサービスです。
人材紹介会社としても、マッチングを良くしないと、次から登録企業様に利用してもらえないという事情がありますので、マッチングには物凄く気を使っています。
ですので、転職活動を考えているのならば、一度は人材紹介会社を利用してみる事をお勧めしています。