面接対策のアイキャッチ画像新卒時の面接と転職時の面接では、質問される内容が変わってきます。

面接においての基本を復習しつつ、転職活動ならではの面接対策についても説明していこうと思います。

礼儀・マナー

新卒時にも何十回と面接を経験された皆さんに、いまさら忠告する必要はないと思うのですが、転職者は新卒者よりもマナーや礼儀を厳しく見られていますので注意して下さい。

新卒時なら、面接室に入る時はノックを2回する事や、しゃべり方が大柄にならないようになど基本的なことだけを気遣っていればちょっと位失敗しても初々しさという事で許せてもらえたと思います。

第二新卒の場合も、ある程度年齢的には若い方が多いので、面接での失敗を新卒時と同じように許してくれる面接官もいるかもしれません。

しかし、一方で普通の転職者と同じように一社会人として面接をする人がたくさんいるのも事実です。

ここで面接で気をつけたい事を基本も踏まえて列挙しておきます。

ノックから入室まで
面接ははじめの五分間以内の印象で合否が決まってしまうと言われます。ノックから入室までは第一印象を決める重要な部分でもありますので気をつけたいところです。以下に入室時の注意事項を上げておきます。
  • ノックは「コンコン」と二回するのが基本です。
  • 「どうぞ」と言われてから、「失礼します」と言いながら面接室に入りましょう。
  • ドアを閉めるときは、手だけで閉めるのではなく、きっちりドアの方を向いて閉めます。
  • ドアを閉めてからは、椅子の置かれている所まで行き、そこで簡単に自己紹介をします。
  • 椅子にかけてくださいと言われてから、椅子に座ります。座り方が大柄にならないよう気をつけましょう。
面接中の姿勢
面接中は、話す内容ばかりに気を取られがちですが、実は面接中に話している内容は合否決定においてそんなに重要ではないという調査結果もあります。

基本的な経験や能力は履歴書を見れば分かるので、面接では人間性やコミュニケーション能力などが重視されるようです。

面接中の姿勢が良くないとどれだけ話している内容が良くても人間性を疑われかねません。十分注意したいものです。
視線
面接官の目を見て話します。何人か面接官がいる場合は、一人に話しかけるのではなく、交互に視線を移しながら、すべての面接官に話す姿勢を示すと好感職です。
座り方
話す事に夢中になると座っている時の姿勢は崩れてくるものです。前のめりになるなど、熱意が伝わる様な姿勢なら良いのですが、いつの間にやら足を広げていたり、椅子の背もたれにもたれていたりする人もいます。

話している時には、身振り手振りで内容を伝えるのも良いですが、ひと段落した時には姿勢を正すように気をつけたおきたいものです。
面接官の話を聞く
自分から話すのではなく、聞き手になる際も注意が必要です。

面接を自分が話す場所と考えている人は多いので、面接官が話している時を休憩時間だと勘違いする人もするなくありません。

しかし、面接官の中には、話好きの人がいて面接を忘れて自分の事や企業の事を永遠と話す人もいます。

この様な人は面接官としては失格と言えるのかもしれないのですが、実はこういう人ほど権力を持っている場合が多いのです。

重役をやっている人には意見を聞くことよりも伝える事の方が多いのが現実です。ですので、この様に面接でも話を永遠としてしまうようです。

この様な方は、聞いてくれるのがあたりまえと思っています。長々と話される事でもきっちり聞いておきましょう。

話の最後になって急に話していた内容について質問が来るなんてこともありえます。聞き手になるのも本気で取り組みましょう。
話の聞き方
面接官の話を聞く際には、話している人の目を見る、相槌を打つ、内容をしっかり聞き表情で共感を伝えるなど、聞いている際にもコミュニケーションをはかっておく事が大事です。

面接官も人ですので、話していて、気持ちの良い人には好印象を持ちます。話す時には熱意を持って、聞く時には共感力を持つと良いようです。
話し方
面接では自分が話すのがメインになります。話を聞いている時よりも、話している時の方が面接官はよくチェックしています。

おしゃべりになる必要はないので落ち着いてハッキリと話す事が大事です。
話す内容
質問と答え方については別項で書いていきますが、話す内容について注意したい事を書いておきます。
質問と答は一対一で
面接官の質問に対して答える時には、答えの前にダラダラと説明を入れる前にはじめに答えをパッと言ってしまいましょう。

それだけで面接官としては答えを聞けた事になるのでそれ以上説明をさせないで次の質問に行く場合も多いです。

逆にそれだけでは物足りないというような状況でしたら、経験談などエピソードを交えながら説明していくようにしましょう。
わたし、わたくし
新卒の時にも疑問を持った方は多いと思うのですが、「わたし」と「わたくし」どちらを使うべきなのでしょうか?

最も丁寧な言い方なのが「わたくし」なのですが、最近は「わたし」が多くなっているようです。「わたくし」という言葉を使い慣れていない人たちが最近増えているので、特別な時だけ使ってしまうと逆に詰まったりしてしまいます。

無理に使って失敗するよりも、無難に「わたし」を使っておく方が賢明であるのかもしれません。ちなみに「わたし」も丁寧語です。

面接について、基本的な事をここまで書いてきました。具体的な内容については、他のページで説明していこうと思います。

ただ、面接は自分を表現する場であって、決してマニュアル通りに答えを用意していく場ではありません。

ですので、基本的な事を踏まえた今の段階で、このサイトを卒業しても良いと思います。

同じカテゴリーの記事

上に戻る

第二新卒転職への道トップページへ

上に
戻る