退職時の事務手続き

退職時の事務手続きのアイキャッチ画像退職するまでに受け取っておかないといけない書類や証明証、そして返却しておかないといけないものもあります。

会社で使っていた文房具や備品など案外私物の様に利用していた人も多いのではないでしょうか。

しかし、この様なものも企業の経費として落とされたものですので、退職する前にきっちり返却しておきましょう。

以下に返却すべきものを列挙しておきます。

退職前に返却すべきもの

健康保険被保険者証
健康保険は、個人の医療費負担を減らすための保険なのですが、会社側と従業員両方が保険料を一定の額納める事になっているので、会社を辞める時にはこの健康保険被保険者証を返却しなければなりません。

健康保険被保険者証の喪失日は、退職日の翌日ですので退職日に返却するのが一般的です。

もし、退職後直ぐに転職しない場合でも、日本には国民皆保険制度がありますので、国民健康保険に切り替えて加入しておく必要があります。

国民健康保険に切り替える際には、健康保険資格を喪失したことを証明する、健康保険資格喪失証明証が必要になる場合がありますので、退職日に会社から貰えるように手続きしておきましょう。
身分証明証、社員証、名刺
務めていた会社で利用していた、あらゆる証明証は返却しなければなりません。名刺は、自分の名刺だけでなく、取引企業で貰った名刺も返却する必要があります。
カギ、制服、文房具、通勤定期券
文房具や備品も忘れずに返却しましょう。通勤定期券はそのまま返却してよい場合と、金銭に換えてから返却する場合など、会社によってまちまちのようですので、調べてその方法に従うようにしてください。

退職前にもらうべきもの

雇用保険被保険者証
雇用保険被保険者証は、加入している間はずっと同じ物を使い続けます。ですので、転職をどれだけ繰り返しても、同じ証明書を使う事になりますので退職前に貰っておきましょう。

雇用保険被保険者証は、失業保険給付の手続きや転職先企業で必要になります。
年金手帳
転職先が決まっている場合は、年金手帳を転職先の総務などに提出します。一方決まっていない場合は、国民年金保険に変更する場合に必要となります。
源泉徴収票
転職先が決まっている場合は転職先企業に提出。

退職した年内に転職できなかった人は確定申告が必要になります。税金を払いすぎている人がほとんどですので確定申告をすると多くの場合払いすぎた分が返却される事になります。

忘れずに、源泉徴収票を貰い確定申告しておきましょう。
離職票
失業給付をもらうために必要になります。ですので、次の会社が決まっている人は必要ありません

健康保険資格喪失証明証
市区町村によっては、国民健康保険に加入する際に必要になります。

注意

離職票、源泉徴収票は退職日には受け取れません。

後日発行される事になるので、いつになるか総務に確認し、自宅に郵送してもらうようお願いしておきましょう。

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