アベノミクスの効果で、世の中では人材不足といわれています。
新卒者などの就職活動も、しやすい環境がありますが、第二新卒者の転職者にも有利な環境が整いつつあります。
不本意入社から本命企業への転職
リーマンショックが起こった当時に就職した新卒者も、今や第二新卒者と呼ばれる立場になっています。
こういった世代の人たちは、就職時には環境が厳しかったので、本命の企業には就職できず、第二、第三の希望の企業に就職した人も多いです。
そういった人の中で本命企業やその他の企業への就職を諦められない人が今、転職活動に動きはじめています。
以前、2006年から2007年にかけて景気が上向いた時にも、同じように第二新卒者で転職活動を行う人が増えました。
その際には、企業も積極的に第二新卒者を採用したことから、第二新卒者の転職が定着するにいたりました。
今回の景気回復局面でも、人材不足に陥っている企業が第二新卒者を積極的に採用するはずですから、チャンスは広がっているといえるでしょう。
中小企業を狙うにはこれ以上のない環境
人材不足の環境があるとはいえ、大企業など有名企業では採用倍率が高いことは変わりありません。
しかし、中小企業では景気があまりよい状態ではない時でも人材を確保するのが難しい状況にあるので、今回の景気回復で人材不足状態にある環境ではかなり厳しい状況にあるはずです。
中小企業といっても、優良企業は多数存在しているので、魅力を感じる人も多いはずです。
大企業ばかりに目を向けずに中小企業も転職活動活動範囲に入れると、内定をもらえる可能性を飛躍的に高めることができるはずです。
まとめ
今回の景気回復局面では人材不足が深刻なので、転職を行うにはこれ以上にない環境です。
しかし、企業は第二新卒者にまた直ぐに辞めるのではという不安感を持っているのは間違いありません。
そういった部分をしっかり説明することは、忘れないようにしなければなりません。