企業が第二新卒に求めてくることとは?

企業が第二新卒に求めてくることとは?のアイキャッチ画像転職者を採用する場合、資格や業務経験など企業は様々なことを応募者に求めてきます。

ここでは、第二新卒者が転職する際に求められる可能性があることについて紹介していこうと思います。

同職種の業務経験

企業が転職者を採用する場合に、採用予定の職種の経験を求めてくることはよくあります。

  • 営業経験2年以上
  • 経理3年以上
  • デザイン経験を持っている方

こういった経験が求められると、場合によっては第二新卒者が応募できない求人もあるかもしれません。

しかし、最近の傾向として、未経験者歓迎や第二新卒者歓迎の求人が増えており、業務経験を必須としない場合が多くなっています。

また、求人情報に「~年以上の業務経験を求める」と記載されていても、問い合わせてみると応募可能ということもよくあります。

業務経験が必要とされているというような場合でも、応募者が少ないといった場合には条件を下げざるをえないからです。

第二新卒者は、業務経験が求められて応募できない場合でも、その企業でどうしても働きたい場合は一度問い合わせてみるようにしたいです。

同一業界での業務経験

職種とは違い、同業界での業務経験を必須としている求人もあります。

  • IT
  • 金融
  • 自動車
  • 建築

こういった業界ごとに、業界ならでは知識や仕事の仕方といったものがあるので、同一業界からの転職者であればスムーズに転職先で仕事ができるだろうと考えられています。

しかし、業界経験に関しても、職種経験と同じように、求人情報に応募条件として記載する企業は減る傾向にあります。

以前は理系職で業界経験を問うことが多かったのですが、理系の学校を卒業していれば業界経験がなくても問題ないという求人が増えてきています。

充実した研修制度が外部委託で受けられるようになり、職種経験や業務経験がなくても、比較的短期間で仕事ができる人材に育てることができるようになってきていることもその一因です。

こういった職種経験や業務経験を問わない求人が増えてきていることは、第二新卒者にとって転職がしやすい環境になってきたといえるでしょう。

性格や仕事に対する姿勢

業務経験や業界経験を問わない求人が増えるのに反比例するように、応募者の性格や仕事に対する姿勢を重視する企業が増えてきています。

  • 積極的に学ぶ意欲のある方
  • スケジュール管理能力の高い方
  • 流行に敏感な方
  • モノや商品が好きな方
  • 視点が高く、目的意識が強い方
  • 性格で緻密な方

こういった性格や仕事に対する姿勢さえあれば、あとは研修や仕事経験を通してよい人材に育ってくれます。

特に第二新卒者は、ポテンシャル重視で採用選考が行われることが多いので、こういった人物評価が重視されていると考えておいた方がよいでしょう。

面接では、「これまでどういった仕事をしてきたか?」ということに加えて、

  • これまでどういった考えで仕事をしてきたのか?
  • どういった姿勢で仕事をしてきたのか?

といったことが問われる可能性が高いです。

資格

求人情報の応募条件といえば、資格を思い浮かべる人も多いかもしれません。

しかし、未経験者を採用するのなら応募条件はあまりないですし、経験者を採用するのならば資格よりも実務能力を重視します。

そういったことから、資格を応募条件にあげる求人は案外少ないのです。

しかし、資格がないとできない仕事では今でも資格を応募条件として記載しています。

また、最近の傾向として英語能力を問う求人もある程度の数が見られるようになってきました。

こういった資格以外では、もし資格を保有していたとしても採用選考において有利になることはあまりないと思っておいた方がよいでしょう。

まとめ

応募条件と言えば、職種経験や業界経験、資格などを記載した求人が以前は多かったのですが減る傾向にあります。

逆に、仕事への姿勢や性格など、将来活躍する潜在能力があるのかどうかを求める求人が増える傾向にあります。

実務経験の乏しい第二新卒者にとっては、転職がしやすい環境が広がってきたと言えるでしょう。

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